【チェックリスト付き!】ペルソナの決め方まとめ|注意するべきことも解説
現在のマーケティングで、「あまり成果が出ていないな…」と感じているそこのあなた。それは「ペルソナの設定が曖昧であること」が原因かもしれません。ペルソナが曖昧だと、せっかくのマーケティング施策も効果を発揮できず、売上に伸び悩むことになってしまいます。今回は、「ペルソナ」を、チェックリストやステップに沿って決められるように、わかりやすくまとめました!ぜひ活用してみてください^^

自分のサービスがどんな人に響くのかが分からない…

今のペルソナの設定の仕方があっているのかよく分からない…
- 自分のサービスのターゲット顧客を明確にしたい
- ペルソナの決め方がわからない
- 今のペルソナを適当に決めてしまっている
ペルソナとは何かを簡単に
ペルソナとは、ターゲット顧客の代表的な人物像を具体的に描き出した人物像のことを言います。ペルソナは、マーケティングや商品開発の場面で、お客様のニーズや行動を深く理解するために用いられます。実際のデータやリサーチに基づいてペルソナを設定することで、顧客像が明確になり、よりお客様に刺さる訴求やサービスの提案ができるようになります◎
ペルソナが大切な理由5つ
ターゲットが明確になる
基本概念となりますが、ペルソナを設定することで、具体的な顧客像を描くことができ、よりお客様に刺さるメッセージやコンテンツを提供できるようになります。ペルソナが不明確なままでは、メッセージが漠然としてしまい、効果的に顧客に正しくアプローチをすることができません。
お客様との距離がグッと縮まる
ペルソナに基づいたコミュニケーション戦略を立てることで、よりお客様のニーズや価値観に刺さるメッセージを届けることができます。ターゲットを絞り「これは私のためにあるサービスなんだ」と思わせることで、お客様の距離をグッと縮め、お客様との信頼関係を構築することにも繋がります。
製品・サービスの改善
ペルソナがしっかり決まり、そのお客様の課題やニーズを把握できるようになると、製品やサービスの改善点を見つけやすくなります。お客様の期待に沿った商品やサービスであるかの、照らし合わせ安くなりますよね。そうすることで、お客様の満足度を高めることにも繋がります。
マーケティング施策も明確になる
ペルソナが定まっていると、どのお客様に向けて解決策を示していけば良いのかが決まるので、マーケティング施策も明確になります。マーケティング施策が他のターゲットへと分散しなくなるため、無駄なリソースを省くことにも繋がります。
チームの共通認識
ペルソナをチームや組織全体で共有することで、組織全員が同じターゲットに向けた戦略を理解し、一貫性のあるアプローチを実現できます。これによって、チームの連携や理解もスムーズになります。組織内での認識のズレがあると、お客様へも、混乱を招くこととなってしまうので要注意です!
ペルソナを正しく決めるための6ステップ
短期・長期の目標を設定し、自分のビジネスの強みや特徴を書き出します。明確な目標と強みをまず、自分自身で把握することで、ターゲット顧客に対してどのような価値を提供できるかが明確になります。
市場の規模、成長率、トレンドをなどをあぶり出します。そして、競合分析を行い、競合他社の強み、弱みや戦略も調査しましょう。既存顧客がいる場合は、そのデータを分析し、共通の特徴を見つけることもオススメです。
顧客や見込み顧客に対して、可能であればアンケートやインタビューを行い、顧客の行動パターンや好みを調査しましょう。実際の顧客データに基づくことで、ペルソナがより現実的な人物像になります。
名前、年齢、性別、職業、学歴などの基本情報や、価値観、趣味、ライフスタイル、購買行動などの心理的特性と行動特性も詳細に設定します。このあとご紹介するチェックシートを活用してみてください!
実際にペルソナに基づいたマーケティング施策を実施し、お客様へサービスを提供していくうえで、そのペルソナにズレがなかったかを測定、フィードバックします。
市場や顧客のニーズの変化に応じて、ペルソナを定期的に見直していくことも大切です!顧客のニーズや市場トレンドは時間とともに変化していきます。定期的な見直しをして、最新の顧客像を把握しておくようにしましょう!
チェックリスト
以下のチェックリストを参考に、具体的なペルソナを設定していきましょう。
基本情報
- 名前:
- 年齢:
- 性別:
- 職業:
- 学歴:
- 収入:
- 家族構成:
- 住んでいる地域:
- 名前:鈴木 明日香
- 年齢:29歳
- 性別:女性
- 職業:ネイリスト(サロンオーナー)
- 学歴:専門学校卒業(美容関連)
- 収入:年収400万
- 家族構成:未婚、一人暮らし
- 住んでいる地域:東京都江戸川区
心理的特性
- 価値観:
- 趣味・興味:
- ライフスタイル:
- 性格:
- 価値観:美容と健康に対して強い関心があり、常に最新のトレンドをチェックしている。
- 趣味・興味:セルフネイル、ウィンドウショッピング、映画鑑賞、カフェ巡り
- ライフスタイル:月、火が定休日。休みの日は、カフェに行って新しいネイルの新作デザインを考えている。
- 性格:社交的でクリエイティブ。学生時代、勉強は嫌いだったけど、好きなことに対しては貪欲で吸収力が高く、向上心が強い。
行動特性
- 購買行動:
- どのSNSをよく使うか:
- 仕事・生活の中での典型的な1日:
- 購買行動:プロフェッショナルな質の良いネイル用品にこだわり、SNSや専門誌での口コミを参考にする。新しい技術やトレンドを積極的に取り入れる。安いものや質の低いものは使わない主義。
- どのSNSをよく使うか:Instagram、YouTube、Pinterest
- 仕事・生活の中での典型的な1日:営業日は朝から夕方までサロンで働き、夜はやSNSでお店の投稿発信。オフの日は、カフェでデザインのアイデアを練っている。
課題とニーズ
- 直面している問題や課題:
- 望んでいるソリューション:
- 目標や夢:
- 直面している問題:新規顧客の集客に苦戦しており、既存顧客のリピート率も向上させたい。限られた予算で効果的なマーケティングを行いたい。
- 望んでいるソリューション:効果的なSNSマーケティング方法や、リピーターを増やすための施策を新しく試したい。
- 目標や夢:サロンの知名度を上げ、いずれかは複数店舗出店したいと思っている。
購買行動
- 購入の決定プロセス:
- 購入を決定する要因:
- どんな情報源を参考にするか:
- 購入の決定プロセス:ネイル用品やデザインツールを購入する際、品質とブランドを重視。
- 購入を決定する要因:製品の品質、使いやすさ、デザイン性。
- 参考にする情報源:インフルエンサーや有名ネイリストのSNS、YouTubeチャンネル、専門誌
カスタマージャーニー
- 製品やサービスが始まるまでの経緯:
- 購入前、購入中、購入後の行動や思考:
- 開業までの経緯:美容学校卒業後、複数のサロンで経験を積み、自分のサロンを開業。
- 購入前の行動や思考:新しい技術や製品を試す前に、SNSやオンラインレビューで徹底的にリサーチする
- 購入中の行動や思考:たくさん練習して、お客様に満足してもらえるネイルデザインを提供したい
- 購入後の行動や思考:お客様の反応をSNSでシェアし、フィードバックを基にサービスを改善していく
ペルソナを決める時の注意点
実際のデータやリサーチに基づいて決める
ペルソナは、現実のデータやリサーチに基づいて決めることが重要です。直感や推測で決めてしまうと、自分にとって都合の良い人物像になってしまうため、可能であれば、アンケート調査や既存顧客のデータ分析などを行い、具体的なデータに基づいて決定するようにしましょう。
より具体的な人物像にする
ペルソナは、細かい項目に分けて、より具体的に決めることが重要です。内容が抽象的すぎると、ペルソナの意味、効果がなくなってしまいます。具体的な名前、年齢、職業、趣味、価値観などを細かく設定し、詳細なプロフィールを作成しましょう。上で説明したチェックリストをぜひ活用してみてください。
定期的に見直す
市場や顧客のニーズは、時間とともに変わるもの。そのため、ペルソナも定期的に見直し、最新のデータやトレンドに基づいて更新することが重要です。例えば、半年や1年ごとにペルソナを見直し、新しいトレンドや顧客フィードバックを反映させることで、常に最新の顧客像を更新していくことも大事です。
先入観や偏見にとらわれない
自分自身の偏見や先入観にとらわれないように注意しましょう。ペルソナを作成する際は、客観的なデータに基づいて設定し、自分の主観や先入観を排除することが重要です。自分の好みや経験に基づいた都合の良いペルソナではなく、データに基づいた客観的なペルソナを決めることが大切です。
まとめ
ペルソナの設定は、マーケティングや商品開発において、最初に決めるべき基本的なことですが、とても重要なこと。具体的なペルソナを設定することで、ターゲット顧客に合った効果的な戦略を立てることができます。この記事のチェックリストを活用して、ぜひ効果的なペルソナを設定し、ビジネスの成長に繋げてみてください^^